名古屋陽子線治療センター

生活の質(QOL)に優れたがん治療の実現を目指して。

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陽子線治療について

ホーム陽子線治療について治療できるがんスペーサー注入術

前立腺がんに対するスペーサー注入術

当センターでは、前立腺がんに対する陽子線治療の際に、直腸から出血する有害事象の発生頻度を低減させる取り組みとして、2018年5月からスペーサー注入術を開始しました。スペーサー注入術とは、前立腺と直腸との間にハイドロゲルと呼ばれる物質を注入し、直腸前壁を前立腺から離すことにより、直腸に照射される放射線の線量を減少させることを目的とした技術となります。なお、注入したハイドロゲルは、3か月間は安定した形状を保ち、次第に体内へ吸収されていきます。
スペーサー注入術は、米国での当該技術実施症例と未実施症例の比較試験において直腸出血の発生を有意に低下させることが示されており、欧米を中心に普及しています。当センターにおいては、2018年12月までに200名以上の方に当該技術を用いた陽子線治療を行っており、直腸に起こる有害事象の発生の低減に大きく寄与するものと考えています。
また、スペーサー注入術に対する疼痛などが心配な方には、鎮静剤を用いて苦痛を軽減する方法も行っています。
直腸と前立腺との間に12mm程度のスペースを作ることができるため、前立腺には十分な放射線の線量を照射しつつ、直腸には今までより低い線量しか当たらない陽子線治療を行うことができます。
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